相談がジュニアクラスであったので、久しぶりにみんなで爪先(くるぶしから下)のエクササイズ。
足首不調の原因のほとんどが、爪先の動かし方にあるからです。
念入りに刺激を与えて目覚めた爪先は立体的に伸び、足元が安定し、それに伴い上半身も研ぎ澄まされて。
普段との違いは正直よくわからないなーと思っても、みんな効果は出ているので、ぜひ心の隅に留めて続けてください。
今はまだよくわからなくても、いつか必ず「あれはこういうことだったんだ!」と気がつける時が来ます。
爪先を動かすためには、くるぶし下の関節だけでなく、足の裏…かかと、土踏まず、足の指がとても大切です。
身体全体の土台でもあり、身体の他の部分の良し悪しにも影響します。
もちろん他の部分の状態が足裏に影響することもあります。
つながっているんですね。
身体の歪みや痛みの原因、踊りの悩みの理由などを探っていくと、たいてい土踏まずがつぶれているとか足指が伸びていないとか、足元の問題につきあたります。
自分で意識して、トレーニングして整えられるようになりたいですが、最初からいきなり完全セルフはちょっと難しいかもしれないので、感覚をつかむまでは便利な道具に力を借りるのもいいと思います。
土踏まずをサポートしてくれる靴だったりインソールだったり、サポーターとかテーピングとか。
特に、自分で意識して過ごすことが難しい小さな子どもたちの靴には、身体の歪みとか出る前に気をつけてあげてください。
意外と忘れがちなのが、一日の中でも長く履くことになる学校や幼稚園での上履きではないでしょうか。
靴タイプのものであればインソールを、スリッパタイプなら靴下の中にサポーターをつけるとか工夫してみてください。
道具に頼ると鍛えられないとか弱ってしまうとかも言われますが、何も一生それに頼るわけではありません。きっかけをつかむために、良い状態を確認するために、便利グッズの活用は、けして悪いことだとは思いません。
もし身体に気になるところがある人は、ぜひ使ってみてください。
というわけで?(笑)
様々な不調の原因となる足の裏。
かかとが立って、土踏まずがあって、足の指が床に沿って伸びているか。
地に足をつけて力強く立てているか。大地を踏みしめて歩いているか。
バレエにも健康にも大切なことなので気にかけてくださいね。
レッスン中もよく言っていますが、「やすめ」のように片足に体重をかける立ち方は身体が歪みやすいのでやめましょうね。
二本足で、まっすぐね。
(注)土踏まずも高きゃいいってわけではないのでご注意を🤔
(注)マッサージも筋トレもストレッチも、やりすぎ禁物ご注意を😓